書籍情報
書籍タイトル:アウトプット大全
著者:樺沢紫苑
出版社:サンクチュアリ出版
発売日:2018年8月3日
ページ数:270ページ
Audible:◯
はじめに
「こんなに本を読んでいるのに、なんで何も変わらないんだろう?」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
『アウトプット大全』は、まさにその“つまずき”に答えてくれる一冊です。
情報を入れるだけでは現実は動かない。
「現実は、アウトプットでしか変わらない」
この本の一貫したメッセージは、読む人の背中をしっかりと押してくれます。
2025年、ビジネス書グランプリで「激動の10年で最も支えになった本」第1位に選ばれたのも納得。
再読して、改めてその実用性と説得力に驚かされました。
本のポイント

“現実”はアウトプットでしか変わらない。まさにその通りでした。
- インプットとアウトプットの黄金比は「3:7」
- 「話す・書く・行動する」ことで知識が“自分のもの”になる
- アウトプットには“記憶の定着”や“メンタルの安定”にも効果がある
実践していること
本を読んで満足するのではなく、「どう使うか?」を意識するようになりました。
私が特に意識しているのは、次の3つです。
○ 手書きメモ → 人に説明



読んだ内容は、手帳に手書きで残しています。
あとで家族に話してみると、自分の理解も深まるんです。
学びをアウトプットする最初のステップは「書くこと」。
そして、人に伝えることで“自分の言葉”として定着していきます。
○「今日」「今」やることだけに集中する



ぼく、やることが多いと混乱しちゃうから、“今日のひとつ”だけにしてるよ〜。
目標は小さく分けて、「今なにをするか?」だけを考える。
そうすることで、行動に向かうハードルがぐっと下がります。
○ 睡眠は最強のアウトプット法



睡眠を大切にするようになってから、集中力やメンタルの安定が変わりました。想像以上に大事です。
学んだことを定着させるには、睡眠が必要不可欠。
「アウトプットの質を高めるために休む」という発想は、私にとって新鮮でした。
+αで取り入れたいアウトプット習
○ SNSや日記も立派なアウトプット
学んだことを「SNSで一言発信する」だけでも、アウトプットになります。
自分の言葉にするだけでなく、他人の反応によって新たな気づきも生まれます。
毎日のメモや箇条書き日記も、続けるほど知識が自分のものになっていくのを感じます。
読んでよかったこと
読んで終わり、ではなく「今日から何を変えるか?」が自然と見えてくる本でした。
頭で理解したつもりだった知識が、書く・話す・行動することでやっと“血肉”になる。
そんな変化を体感させてくれました。
こんな人におすすめ
- 本を読んでも行動につながらない人
- 記憶がなかなか定着しないと感じている人
- 続けたいことが三日坊主になってしまう人
- 自己成長を実感したいすべての人へ
読後の変化
今では、アウトプットを意識しながら読書するようになりました。
「どこをメモしよう?」「誰に話そう?」と考えながら読むことで、自然と集中力も上がります。
そして何より、「自分の中に知識が“残っている”」実感がうれしくて、また読みたくなる。
そうやって読書も学びも、少しずつ深く、楽しくなっていきました。
まとめ
「知ってる」で止まっていたものが、「できる」に変わる。
『アウトプット大全』は、そんな転換のヒントをくれる一冊です。



アウトプットって、ちょっとだけ勇気がいる。
でも、その先にある“変化”を味わってほしいです。



ぼくも、かのとおしゃべりしてるだけで、いろいろ覚えちゃったかも〜?