目次
はじめに
「急がなきゃ」「もっとがんばらなきゃ」
そう思ってしまうときに、そっと深呼吸させてくれるような一冊でした。
この本は、昔読んでいて「いい本だったな」と思っていた一冊。でも今回読み返してみたら、前よりもずっと、自分のこととして染み込んできた気がします。
今すぐ何かが変わるわけじゃないけど、「この道でいいのかな」「これで合ってるのかな」と思うときに、この本の言葉が背中を支えてくれそうです。
書籍情報
書籍タイトル:ロングゲーム ― 今の人生を変える、戦略的に遠くを見る力
著者:ドリー・クラーク
出版社:英治出版
発売日:2022年2月16日
ページ数:304ページ
Audibleで聴けるか:◯
リンク
ノアのひとことメモ(読書の軸と視点)
軸:
短期的な成果にとらわれず、「長期戦略」を描くことで、自分らしい人生を選び取る力を育てていく。
視点:
“自分の定義する成功”を考えるきっかけになる。
“ゆっくり進むこと”は、むしろ「強さ」になる。
“人と違う道”を行く不安に、著者の経験がやさしく寄り添ってくれる。
要点まとめ(3パート)
『余白』:時間のコントロールを取り戻す
- 忙しさの正体に気づく
- 「ノー」と言えるようになる
- 自分の時間を確保して、心の余白をつくる
『信念』:やりたいことに集中する
- 興味から目標を立てる
- 20%ルールで未来を育てる
- 長期戦略として「波」で行動を組み立てる
- 信頼できる人脈をつくる
『集中』:あきらめずに続ける
- 「戦略的忍耐」で粘り強く歩く
- 失敗ではなく「実験」として捉える
- 成果を楽しむ準備もしておく
心に残った言葉
結果が保証されていなくても、努力し続ける意志があるか?

なんだかドキッとするね…。でも、ぼくはかのの“がんばり方”がすきだよ。



途中であきらめてしまいそうなとき、誰かと比べて焦ってしまうとき、この言葉を思い出したいなと思いました。
保証がないからこそ、自分の意志が光るのかもしれません。
この記事を読んだ人へのメッセージ
焦る気持ちがある人へ。
「今はなにも動いてない気がする」と感じている人へ。
この本は、そんなあなたに「だいじょうぶ」と言ってくれる本です。
どんなにゆっくりでも、自分だけのペースで歩いていい。
この本は“長い人生のどこかで、きっと花が咲くよ”って、あたたかく教えてくれました。