小さな一歩をくれる本– tag –
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『川のほとりに立つ者は』感想|あなたにそっと寄り添ってくれる【寺地はるな】
はじめに|ただ、そばにいるということ “あなたの明日がよい日でありますように” この一行に、この本が伝えたかったすべてが詰まっているように感じました。 誰かに干渉せず、無理に励まさず、ただ、そばにいてくれることの力。 『川のほとりに立つ者は』... -
『ぼく モグラ キツネ 馬』感想|やさしく世界を変えてくれる【チャーリー・マッケジー】
はじめに|小さな声が、やさしく世界を変えるとき いちばん勇気がいる言葉は、“たすけて”。 その言葉が言えたとき、わたしたちはほんとうにつながるのかもしれない。 『ぼく モグラ キツネ 馬』は、誰かとやさしく向き合うようにして読んでほしい一冊です... -
『菜根譚』感想|逆境に静かに効く、心の言葉たち【洪 自誠】
難しいと思っていたけど、読んだら心がすっと整っていった。今の時代にこそ響く処世の知恵 書籍情報 ・書籍タイトル:菜根譚・著者:洪 自誠・出版社:岩波文庫・発売日:1975年1月16日・ページ数:390ページ・Audible:○ はじめに 「菜根」って、なんだか... -
『いのちをむすぶ』感想|“手から手へ” やさしさをむすぶ、生きるということ【佐藤初女】
佐藤初女さんが握ったおむすびに込められていたもの。それは、「いのち」と「こころ」をそっと手渡す行為でした。 書籍情報 書籍タイトル:いのちをむすぶ著者:佐藤初女出版社:集英社発売日:2016年3月4日ページ数:128ページAudible:× はじめに 『いの... -
『アルケミスト』感想|選ぶ勇気をくれる物語【パウロ・コエーリョ】
書籍情報 ・書籍タイトル:アルケミスト・著者:パウロ・コエーリョ・出版社:角川文庫・発売日:1997年2月21日・ページ数:208ページ・Audible:◯ 迷ったとき、あなたはどちらを選びますか?安心できる「今」か、それとも心の奥が静かにささやく「夢」か... -
『リカバリー・カバヒコ』感想|うまくいかない自分を、そっと癒す物語【青山美智子】
はじめに |心の「治したいところ」にやさしく手を添えてくれる物語 ねえ、かの最近読んだ本で心に残ったものってある? 『リカバリー・カバヒコ』っていう本がねそっと心をなでてくれるような優しい物語だったよ。 2024年に本屋大賞にもノミネートされた...
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